粉瘤の驚くべき秘術「くり抜き法」について体験談で解説!
こんにちは!純子です。
みなさま日曜日の昼下がり、いかがお過ごしですか?
私は自宅でのんびりと過ごしながら、ブログを書いています❤️
今回は粉瘤の手術方法について調べてみたので、まとめます!
そもそも・・・手術をしないと治らないって本当??
粉瘤は、手術をしないと治らないそうです。
粉瘤を完全に治療しようとすると、手術をして患部(皮膚の下の袋状のもの)を切除する以外に方法は無いと言われています。
手術って、どんなことするの ><
という疑問はありますが、調べていくうちに
「くり抜き法」「切開法」
の2種類の手術法があることが判明!
くり抜き法と切開法について
まずはそれぞれ特徴をまとめたいと思います。
- くり抜き法:くり抜き法は専用の道具を使って穴を開けて取り出すそうです。
- 切開法:切開法は読んで字のごとく患部を切って中の粉瘤を取り出す方法です。
切るか、穴を開けるかして物理的に取り出すのですね・・・
手術を受けた身からすると読んでいても「こんなものか」という気持ちになってしまいますが(汗)
くり抜き法の特徴は、
切開法に比べて傷痕が小さくなること、抜糸の必要がなく患者様への負担が少ない手術法であることが挙げられます。
確かに手術痕?というのでしょうか、空けられた穴はそこまで大きくなさそう。
粉瘤と脂肪種はくり抜き方による手術を行っています、くり抜き法は従来に術式に較べて傷の長さが1/5以下になります
こうやって調べて比べてみると、くり抜き法が切開法より負担が少ないらしいことがわかります。
さらに「くり抜き法」の秘術について調査して見たところ・・・?
私が受診したアイシークリニック新宿院では、粉瘤の状態に応じて炎症が起きている場合には炎症を抑える薬を処方してもらえるそうですが、「くり抜き法は炎症を起きていても手術が可能」という書き込みを見ました。
どちらにせよすごいですね・・・
簡単に手術の流れをまとめてみると、
(1)流石にシラフで穴を開けるのは痛すぎるので、麻酔をします。私の場合は局所麻酔でした。
(2)手術中は見えなかったのですが、麻酔が効いてきたらトレバンという緑色の道具を使って穴を開けます。
顎は、骨や神経、血管が発達している場所ですので、差し込む際の力加減が重要なところです。
さしすぎると関係ないところも傷つけちゃうそうで、繊細な技術が要求されることが伺えます。
(3)穴を開けたら、手とピンセットを使って中の粉瘤を取り出すそうです。
痛くはないんですが、グーッと絞り出されている(?)感じです。
(4)最後に、傷の治りを良くする軟膏を塗り、透明シートで保護したら手術終了です。場合によっては縫合することもあるようです。縫合が必要ない場合があるというのは切開法と一番違う場面かもしれません。
くり抜き法は誰でもできる??
くり抜き法のメリット
1.縫合を必要とせず、特殊な縫合技術を必要としない。またそのため短時間で摘出可能である。(研修医の先生でもできます)
2.傷跡が直線状にならないため、目立たないことがある。出典:皮膚の110番
という書き込みを見たのですが、本当に研修医の先生でも大丈夫なのでしょうか?
もちろん研修医の先生がだめ!!と言っているわけではなくて、、、
この歳になってくると心配になるんですよね。
相手の経歴と信用度がより強く相関関係を持ってくるのです。
懐疑的になった純子はさらにネット徘徊を進めたところ、どうやらお墨付きのある医師を登録する制度があるという情報にたどり着きました。
「専門医制度」ってなに?
「公式機関」から「お墨付きのある形成外科医」かどうか判別する制度として「専門医制度」というものがあります。
お墨付きと書くと、なんだか身もふたもないような話に聞こえるのは純子だけでしょうか??
日本形成外科学会(以下学会という)は,正会員の中,医師であって,学会の認定する施設において,所定の修練を行い,形成外科における知識と技能に優れたものを審査の上,学会専門医として認定し,専門医証を交付し,専門医登録簿に登録する。
出典:http://www.jsprs.or.jp/specialist/seido/specialist/doc/current_seido.pdf
専門医制度は各診療科(内科など)に設置されている制度(2017年11月現在)ですが、形成外科に限って言えば、全国に1800名程度しかいないようです(出典:形成外科専門医合格しました|【逗子・湘南】山本メディカルセンターBlog)
合格してからも更新に試験を受ける必要があり、お医者さんって大変だなぁという気持ちになりました。
ということで、粉瘤治療を検討されている方は、形成外科専門医を取得している病院でくり抜き法を受けるのが良いかと思います!